SDカード 「フォーマットする必要があります」場合の対処方法

SDカード 「フォーマットする必要があります」場合の対処方法

「フォーマットする必要があります」は危険サイン

渋谷データ復旧便の石松です。SDカードが読み込めないケースは、必ずしもデータを誤って消してしまった場合だけではありません。SDカードの物理的な故障や、WindowsやMacなどのOS、カメラの動作などのソフトウェア的な不具合により、読み込まれなくなることもあります。今回は、「フォーマットする必要があります」と表示されるケースについて、そして、依頼した場合に復旧出来るのかについて、説明します。

「フォーマットする必要があります」、Windows、Mac、カメラにかかわらず、SDカードを読み込んだ際に、こういったメッセージが表示されることがあります。その場合、実際には、フォルダのデータを読み込むことはできないです。ほとんどの場合、初期化や、取り出すなどのボタンが出るのみです。

フォーマットするとはどういう意味か?

フォーマットとはデータの記録方法を意味します。フォーマットに関するエラーはどのようなメディアでも起こりえる障害の一つですが、原因としては物理的衝撃もしくは、経年劣化、使用頻度の高さなどがあげられます。記録方法が不明もしくは、ファイル自体が破損してしまっているためそれらを再構築すべく「フォーマットする必要があります」というエラーメッセージがでています。

ただし、ここでいう再構築はデータの初期化を意味します。もし記録方法が不明で開けていなかった場合、データの記録方法が再設定されて再び使えるようになることもありますが、中に入っていたデータは初期化され、使用できなくなります。

エラーメッセージの種類にはいくつかあるが、概ね意味は同じ

主なフォーマットに関するエラーメッセージは次の通りです。

「カードが初期化(フォーマット)されていません、初期化(フォーマット)しますか?」
「ドライブ E: を使うにはフォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」
「フォーマットされていません。今すぐフォーマットしますか?」

フォーマットボタンが出ても絶対に押してはいけない

フォーマットボタンが出ても絶対に押してはいけない

カメラまたはパソコンにかかわらず、「フォーマットしてください」「フォーマットする必要があります」「フォーマットしますか?」等のメッセージが出ることがありますが、絶対に行わないでください。データが読めなくなり、何かしないとと思うあまり、ボタンを押してしまう人が多いですが、これを押してしまうと、二度とデータが戻らない可能性があります。逆に言うと、フォーマットを行わないことにより、データ復旧の可能性は格段に上がります。写真、動画などのデータが読み取れなくなっても、データの存在自体が消えてなくなっているわけではありませんので、フォーマットを行わない方が、復旧の可能性は高いです。それだけフォーマットという作業はリスクが大きいのです。

「フォーマットする必要があります」のメッセージが出た場合は、その後に続くボタンを押すことにより、実際のフォーマットは行われます。この場合、「フォーマットします」「初期化します」「OK/はい」などのボタンを押すことです。これらのボタンは押さないようにしましょう。

追加の撮影、ファイルの書き込みは行ってはいけない

追加の撮影、ファイルの書き込みは行ってはいけない

そして、追加の撮影は行わないでください。できれば、カメラ自体にSDカードを入れないでください。症状が悪化する可能性があります。SDカードに問題がある場合、そこからさらに上書きしてしまうと、復旧の可能性は下がります。

ただし、パソコン側でフォーマットのメッセージが出た場合は、カメラ側でも同じようなメッセージが出る場合が多いので、追加で撮影できないことがほとんどでしょう。繰り返しになりますが、その時にフォーマットボタンが出てきても絶対に押さないようにしましょう。

カメラ本体でのフォーマットは復旧出来ないことがある

パソコン(WindowsやMac)でフォーマットを行った場合は、復旧出来ることが多いでしょう。逆にカメラでフォーマットを行った場合は、メーカーによっては絶対に復旧出来ません。その代表的な例が、ソニー(SONY)製のカメラです。ソニーのカメラでフォーマットを行った場合は、どんな復旧業者に依頼をしても絶対に復旧出来ないでしょう。

メーカーによっては復旧出来る場合もあります。渋谷データ復旧便では誤ってフォーマットしてしまったSDカードの復旧を行っております。
「フォーマットする必要があります」などのメッセージが出た時、実際にフォーマットしてしまった時は初動が大事です。できるだけ、状態を保全し、まずはご連絡ください。お電話でご連絡をいただくほうが、細かい状況をお伺いし、的確な判断が可能かと思います。

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写真と動画で復旧のプロセスが違う

写真と動画で復旧のプロセスが違う

写真と動画では復旧のプロセスが若干違います。写真の場合は、動画よりも容量が小さいため、破損なく綺麗に出てくることが、比較的多いです。破損されている場合でも、写真の一部は読み込めていたりと、何かしら結果が出ることが多いです。それに対して、動画は写真に比べると容量が大きいことと、少しだけ破損していても全く再生出来ない場合があるので、そういった場合、復旧されたファイルに対してさらに修復作業が必要になってくる場合があります。

写真 動画
ファイルサイズ 小さい 大きい
復旧されたファイルの再生可能性 高い 写真よりは低い

復旧率・復元率は早いほど上がります。まずはお電話を。

復旧率・復元率は早いほど上がります。以上のことを守った上で、必要な際は速やかにお問い合わせください。

お困りの際はお電話をいただければ、専門の社員がご相談承ります。ご予約も可能ですので、まずはご相談ください。

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渋谷駅新南改札徒歩3分、サクラステージすぐそばの窓口にて対応

弊社では渋谷駅桜丘町、サクラステージすぐそばに窓口を設けております。そのためお客様が実際にSDカードなどを持ち込まれる際にも交通の便やアクセスは抜群となっております。窓口をご利用の際はご予約が必要ですが、当日予約も行っておりますのでご安心ください。

完全予約制

弊社サービスは完全予約制となっております。弊社は当日対応も承っておりますが、当日対応の際にもご一報よろしくお願い致します。また深夜の対応につきましては弊社スタッフが対応可能な状態でしたらお電話予約が可能ですので緊急の際にもまずは弊社にご一報お待ちしております。